Phisherの凡ミス


Bank of the Westをかたったフィッシングメールだ。リンクをクリックしても偽サイトが表示されることはない。迅速な対応によりあっという間に偽サイトが閉鎖された?そうではない、ブラウザのアドレスバーに表示されたURLをよく見ればわかる。フィッシングサイトへのリンクが間違っているのだ。下のように、IPアドレスの第2オクテットと第3オクテットの間のピリオドがない。ミスに気付いたのだろう、その後、訂正版が送られてきた。

http://218.80197.205/.etimebanker.bankofthewest.com/bow/index.php


Phisherのミスは意外に多い。例えば、7月26日に発生したUFJ銀行のフィッシングもそのひとつだ。「提出しなさい」という日本語がおかしいという話もあるが、それはさておき。ページ上部のUFJ銀行のロゴにはリンクが設定されているが、クリックしてもアクセスできない。おそらくUFJ銀行の本物のサイトを表示させるつもりだったと思うが、www.ufjbank.co.jpではなくwww.usjbank.co.jpとタイプミスしてしまっている。