URL Visualization

アクセスしようとしているサイトがフィッシングサイトかどうかを見分けるためにこんなものを作ってみた。アクセスしたページ内のハイパーリンクのリンク先(A要素のHREF属性値)とイメージファイルの場所(IMG要素のSRC属性値)を表示する。リンクは赤色、イメージファイルの場所は青色で表示。アクセスしたページのホスト名には下線が付く。リンク先が多いほど文字が大きくなる。

本物のセキュアブレインのWebサイトにアクセスしたところ。本物サイトの場合、ほとんどの画像やコンテンツは自サイト内にあり、外部へのリンクが少ないのでこんな感じになるはず。

次はPayPalのフィッシングサイトにアクセスしてみた。すべての画像データはフィッシングサイト内にあった。これだけでは本物のサイトと区別がつかないが、リンク先を見てみると、自サイト内へのリンクが一切なく、ほとんどが本物のPayPalのサイトへのリンクである。偽サイトを本物らしく見せるためか、本物のサイトをコピーして作ったからなのかはわからないが、フィッシングサイトは本物のサイトへのリンクが多い。

最後はeBayのフィッシングサイト。(IPアドレスの時点で相当怪しいが、それは見なかったことにして)画像データの多くは本物のeBayからもってきている。上のPayPalの例と同様、本物のサイトへのリンクが多い。